WSで珍事…2105安打のヤ軍OBが“失態”→リベンジもミス、本拠地呆れ「本当に酷い」
ヤ軍OBのオニール氏が始球式に登場した
【MLB】ヤンキース 11ー4 ドジャース(日本時間30日・ニューヨーク)
ヤンキースとドジャースが激突するワールドシリーズ第4戦が29日(日本時間30日)、ヤンキースタジアムで行われた。始球式に登場したのはヤンキースOBのポール・オニール氏だったが、まさかの“失態”を披露しファンも「笑ってしまうほど酷い」「本当にショックを受けている」と呆れている。
オニール氏は1985年から17年間メジャーでプレーし、ヤンキースには1993年から9年間所属。通算2053試合出場し2105安打をマーク。球宴にも5度出場した経歴を持つ。
ヤンキースファンからの大歓声で迎えられたオニール氏は、ファンも注目するなかで一投。しかし、ボールは捕手役のはるか頭上を超え、バックネットのラバーを直撃。スタンドからは「オォー」と落胆の声が溢れた。
まさかの結果にオニール氏は、すぐに“リベンジ投球”を要求。これにはファンも大喜び。同氏は仕切り直しで投げ直したが、今度は引っ掛けて捕手へのショートバウンドへの投球に。ファンも静まり返った“ドン引き”状態となった。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のヤンキース番を務めるクリス・クリシュチュナー記者は、投球の様子をX(旧ツイッター)に投稿。「ポール・オニールの始球式はバックストップ(バックネットのラバー部分)に飛んでいった。酷すぎて、彼はやり直しをお願いした」とコメントをつけた。
ワールドシリーズの大舞台で、まさかの“失態”を披露した61歳にファンも失望を隠せない。SNS上には「本当に酷い」「2024年のヤ軍にフィットしている」「このシリーズはもう終わりだ」「プロ野球選手なのに、どうして投げ方を忘れることができる?」「以前は強肩の持ち主だったのに」といったコメントが並んだ。
ヤンキースにとって幸先の“悪い”出来事となったが、試合は11-4で快勝。負ければ終戦の崖っぷちから1勝目をもぎ取り、対戦成績を1勝3敗とした。