“契約拒否”された元助っ人 逃した6億円…復活の兆しも防御率7点台、苦難の2年目
マクガフは約1億1500億円を受け取ってFAに
ダイヤモンドバックスとスコット・マクガフ投手は、双方にあった400万ドル(約6億1200万円)の来季契約オプションの行使を拒否することになった。35歳右腕は75万ドル(約1億1500万円)を受け取り、FAとなる。地元紙「アリゾナ・リパブリック」のダイヤモンドバックス番ニック・ピエコロ記者が2日(日本時間3日)に伝えた。
マクガフは2015年にマーリンズで5試合に登板した後、マイナーを転々。ヤクルトで2019年から2022年までプレーし、在籍4年間で80セーブ、59ホールドをあげて2連覇(2021~2022年)に貢献した。
2022年オフにダイヤモンドバックスと2年625万ドル(約9億5600万円)で契約。2023年は63登板で防御率4.73、今季は26登板で防御率7.44だった。2025年は相互オプションとなっていた。
マクガフの報道を受け、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は記事を公開。「ヤクルトで4年間好成績を残した」ため、2年契約を結んだ際にダイヤモンドバックスは成功を期待していたという。しかし期待通りの結果を残せず「被本塁打と与四球の割合は常に問題で、奪三振の割合は昨年は28.6%だったが、今季は16.7%に急降下した」と問題点を指摘した。
(Full-Count編集部)