WBC初代王者から18年…NPB戦士がついにゼロ “ラスト侍”の和田&青木が揃って引退
川崎宗則は今季は独立Lでプレー
ソフトバンクは5日、和田毅投手が今季限りで現役を引退することを発表した。今季はヤクルトの青木宣親外野手も引退。両選手がユニホームを脱ぐことで、2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でプレーしたNPBの選手はゼロとなった。
日本が世界一に輝いた2006年のWBCに出場したのは計30人。そのうち、今季もNPBでプレーしていたのは青木と和田の2人だけだった。川崎宗則内野手は独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーした。
第1回WBCといえば、王貞治監督のもとイチロー外野手(マリナーズ)がチームの中心として牽引。野手には福留孝介外野手(中日)、岩村明憲内野手(ヤクルト)、西岡剛内野手(ロッテ)、松中信彦内野手(ソフトバンク)らが躍動。投手では大会MVPに輝いた松坂大輔投手(西武)、黒田博樹投手(広島)、上原浩治投手(巨人)らが先発陣を支えていた。
同大会で和田は1試合に登板し2回無失点。青木は6試合で5打数1安打の打率.200だった。記念すべき第1回大会での侍ジャパンの世界一達成から18年、NPBで活躍する“侍戦士”はついにいなくなってしまった。
(Full-Count編集部)