日本S組にも「出てもらわないと」 プレミア12が13日に開幕…井端監督に募る“危機感”

前日会見に臨んだ侍ジャパン・井端弘和監督【写真:小林靖】
前日会見に臨んだ侍ジャパン・井端弘和監督【写真:小林靖】

DeNA、鷹の選手も合流…メンバー28人が揃う

 野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督は8日、バンテリンドームで「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ」の前日会見に臨んだ。13日に開幕するプレミア12まで残り5日。「本大会まで2試合しかない。状態を上げていかないと」と危機感を募らせた。

 この日、日本シリーズに出場していたDeNAの牧秀悟内野手、佐野恵太、桑原将志両外野手、ソフトバンクの栗原陵矢内野手が合流。全28人が揃った。井端監督は「まだ会っていないので会ってから確認」としつつも「(日本シリーズ出場した)全員が『明日は休ませてくれ』っていうと人数が10人しかいないということになるので何人かは出てもらわないと困る」と出場を明言した。

 先発のマウンドに上がるのは中日の高橋宏斗投手。今季は21試合に登板し、12勝4敗、防御率1.36をマーク。井端監督は「1か月投げていないので。まずは自分のボールを確認しながらしっかり、投げてもらえればと思います」と期待した。

 プレミア12はWBSCの世界ランキング上位12の国と地域が世界一を目指す大会で2015年に第1回が開催された。日本は2019年以来2大会連続優勝を目指し、13日にバンテリンドームで豪州と開幕戦を戦う。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY