打撃開花のスラッガーに韋駄天…27戦無失点左腕も プレミア12で期待、初選出のパ8選手
侍Jのキーマンとなるか? 初選出のパ・リーグ選手
9日に開幕する「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」。日本は13日の豪州戦(バンテリンドーム)が初陣となる。新生・侍ジャパンの戦いが注目される中で、日本代表初選出となるパ・リーグ8選手を紹介する。
日本ハムの清宮幸太郎内野手は、今季後半戦から打棒が開花。左足の負傷で出遅れて6月上旬まではファーム暮らしが続いたが、7月には月間打率.383を記録。最終的には打率.300、15本塁打をマークして、CSファーストステージ第3戦では貴重な同点打を放つなど存在感を示した。
同じく五十幡亮汰外野手は主に代走として94試合に出場。足のスペシャリストに期待だ。北山亘基投手は先発転向2年目の今季、左足中指の疲労骨折によって一時は離脱するも14試合に登板。5勝1敗、防御率2.31を記録した。ルーキーイヤーの2022年は、55試合で19ホールド、9セーブを挙げるなど中継ぎ、抑えとしての経験も豊富だ。
楽天の藤平尚真投手はプロ8年目の今季、中継ぎに転向して47試合に登板。150キロ台のストレートとフォークを武器に、防御率1.75、20ホールドをマークした。鈴木翔天投手は、2023年の61試合に続き、今季は49試合に登板。防御率1.66で、キャリアハイとなる26ホールドをマーク。4月28日から8月10日まで、球団新記録の28試合連続無失点も記録するなど、中継ぎ左腕としての地位を確立した。
村林一輝内野手は、2023年のシーズン中盤から遊撃手としてスタメンに定着。今季はキャリアハイとなる139試合に出場して、堅実な守備と打率.241、6本塁打、50打点と安定した打撃を見せた。
ロッテでは、鈴木昭汰投手が初選出。プロ4年目の今季は開幕から27試合連続無失点を記録。シーズンを通してわずか7失点(自責点4)と安定した投球で、チーム最多となる51試合登板を果たした。同じく佐藤都志也捕手は、116試合に出場してリーグ4位の打率.278をマーク。勝負強い打撃で、侍ジャパンに勝利をもたらすか。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)