佐々木朗希は「どれだけいい人なのかがわかる」 162キロ膝直撃→WBCチェコ代表がエール

ロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】
ロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】

WBCチェコ代表がエール「どこへ行ってもとてもうまくいくと思う」

 ポスティングによるメジャー挑戦が認められたロッテの佐々木朗希投手にチェコ代表のウィリー・エスカラ外野手がエールを送った。昨春のWBCで佐々木の162キロが膝に直撃。そこからお菓子をもらうなど交流関係が続いた。「彼は以前からメジャーに行きたいと思っていたようだし、どこへ行ってもとてもうまくいくと思う」と笑顔を見せた。

 エスカラはチェコ代表の一員として9日、10日に行われる「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ」で再来日。「昨晩、日本のプレミアム・ワギュウを食べたよ。あれは最高だね」と満喫しているようだった。

 昨春のWBCの1次ラウンドで侍ジャパンと対戦。佐々木から膝に162キロの死球を受けた。打席に倒れ込んだがその後一塁でダッシュを見せると場内から拍手が湧き起こり、後日佐々木から謝罪を受け、大量のお菓子を受け取った。

 死球翌日からの韓国、豪州戦は痛み止めを打ちながらプレーした。それでも「彼に会えたことに感謝している」「しばらくすると痛みもなくなってただ楽しくていい思い出になった。だから最高だよ」と死球すら今となってはいい思い出だ。

 この日、佐々木の米挑戦のニュースをバスで見たという。「とてもクールだと思った。彼がMLBで投げるのを見るのが楽しみ」。異国の地からエールを送る。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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