T・ヘルナンデスが綴った感謝の思い「何て1年なんだ」 ド軍再契約を望む声も
T・ヘルナンデスは今季33本塁打、99打点をマーク
ドジャースからFAとなっているテオスカー・ヘルナンデス外野手が11日(日本時間12日)、自身のインスタグラムを更新し、ドジャースファンへ感謝の気持ちを綴った。
T・ヘルナンデスは昨オフに1年2350万ドル(約36億円)で加入し、今季154試合出場して打率.272、33本塁打、99打点をマーク。レギュラーシーズン中にベッツ、マンシーら主力が離脱する中で、勝負強い打撃で大谷翔平らとともにドジャース打線を牽引した。地区シリーズでは打率.333、2本塁打、OPS1.067を記録し、ワールドシリーズでも打率.350、OPS.931を記録。第5戦では同点適時打も放った。
32歳の強打者はこのオフにFAに。ドジャースからは残留申請となる1年2105万ドル(約33億円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示されたものの、複数年契約を望んでいるとされ、破棄することが見込まれている。一方で1年でドジャースファンの心を掴み、優勝セレモニーでは「テオと再契約して!」のチャントが起きる場面も。T・ヘルナンデス自身も涙を流して声援に応えた。
この日T・ヘルナンデスは自身のインスタグラムにて「なんて1年だったんだ!」と切り出すと、「このシーズンを通じて、ファンの皆さんの素晴らしいサポートに感謝の気持ちを伝えたいです。皆の存在が、俺たちが毎試合全力を尽くす原動力であり、皆のエネルギーと情熱がスタジアムの隅々まで感じられたよ」と改めて思いを届けた。果たして再び合流することはあるのか、それとも……。