T・ヘルナンデスと「契約すべき」 突然の“意味深投稿”…感謝の思いにLA涙
99打点は大谷に次ぐチーム2位…QO提示されるも拒否が濃厚か
“惜別投稿”が反響を呼んでいる。ドジャースからFAとなっているテオスカー・ヘルナンデス外野手が11日(日本時間12日)、自身のインスタグラムを更新し、「皆のエネルギーと情熱がスタジアムの隅々まで感じられたよ」とファンへ感謝の気持ちを綴った。これにはLAファンからも「私たちはテオを愛してる」と残留を望む声が殺到した。
T・ヘルナンデスは昨オフに1年2350万ドル(約36億円)で加入し、今季は154試合に出場して打率.272、33本塁打、99打点をマークした。打点数は大谷翔平に次ぐチーム2位。勝負強い打撃で何度もチームを救い、地区シリーズでは打率.333、2本塁打、OPS1.067を記録、ワールドシリーズでも打率.350、OPS.931の活躍で世界一に貢献した。
シーズン中から残留を熱望していたが、オフにFAとなった。チームからは残留申請となる1年2105万ドル(約33億円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示されたものの、一旦は拒否すると見られている。優勝パレードでは本拠地に詰めかけたファンからは「テオと契約して!」の大合唱が起き、ブランドン・ゴームズGMは交渉することを明かしているものの、今後も動向が注目される。
この日、T・ヘルナンデスは自身のインスタグラムを更新し、「なんて1年だったんだ! このシーズンを通じて、ファンの皆さんの素晴らしいサポートに感謝の気持ちを伝えたいです。皆の存在が、俺たちが毎試合全力を尽くす原動力であり、皆のエネルギーと情熱がスタジアムの隅々まで感じられたよ」と綴り、今季の名場面をまとめた動画も投稿した。
感動的なポストにはLAファンからコメントが殺到。「僕たちがまた世界一になるチャンスを掴むには、キミが帰ってくる必要があるよ!」「来年またドジャーブルーを着ることを祈ってる」「生涯ドジャースに残って」「ドジャースはこの男と再契約すべき」などとコメントが寄せられた。さらに、大谷自身もいいねを押していた。
(Full-Count編集部)