トライアウトから4日も…“合格者”はゼロ 元大阪桐蔭エースやドラ1たちも進展みせず
プロ野球12球団合同トライアウトが14日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。今季はオイシックスでプレーした陽岱鋼外野手や元広島ドラフト1位の岡田明丈投手ら45選手が挑戦したが、週末を挟んで4日が過ぎた18日の時点で、トライアウトからのNPB入団選手は発表されていない。
37歳の陽は4打席に立ち3打数無安打2三振に終わったが「幸せでした」と心境を吐露。NPB復帰に関しては「待つのが楽しみ」と語った。日本ハム、巨人で通算1164安打をマーク。米独立リーグでのプレーを経て、今季は2軍に参入したオイシックスに在籍した。
2015年ドラフト1位で広島に入団した31歳の岡田は打者2人をオール直球で無安打に抑えた。「ストレートしか投げないと決めていた」「あとは待つだけ。これ以上やることはないなという感じです」などと語っていた。
日本ハムの柿木蓮投手は大阪桐蔭高時代の2018年夏に甲子園優勝投手となり、同年のドラフト6位で入団。2022年オフに戦力外となり、育成再契約。昨オフにも自由契約となってから育成再契約を結んでいた。トライアウトでは打者2人を空振り三振、左飛に抑えていた。
例年、トライアウトからのNPB復帰できる選手は少ない。狭き門で昨年は井口和朋投手が日本ハムからオリックス、吉田凌投手がオリックスからロッテに加入した2選手だけだった。吉田はこのオフに戦力外となり、今回のトライアウトにも挑戦している。
(Full-Count編集部)