米国代表監督、侍ジャパンを警戒「守備が堅い」 来日初練習、21日に激突へ
東京ドームで初練習、元DeNAパットンは「ブルペンで素晴らしい仕事」
「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」でスーパーラウンドに進出した米国代表は19日、東京ドームで来日後初練習を行った。守備練習やフリー打撃など約2時間汗を流した。エンゼルス監督時代に大谷翔平投手を指揮したマイク・ソーシア監督は侍ジャパンについて、「彼らは素晴らしい野球をしている。非常に才能のあるチームで守備が堅い」と警戒心を強めた。
米国代表はオープニングラウンドAで3勝2敗で2位通過。18日に来日したばかりで、侍ジャパンとはSR初戦の21日に激突する。侍ジャパンは悪天候の中で行われたキューバ戦、ドミニカ共和国戦で計3失策したものの、ドーム球場で行われた3試合で無失策。ソーシア監督は「今ビデオを見始めたところで、いくつか報告を受けているところだ。彼らは素晴らしい野球をしているし、非常に(野球の)基本を大事にしている」と目を細めた。
米国代表にはメジャー通算90勝を誇る44歳左腕リッチ・ヒルやレイズの若手有望株チャンドラー・シンプソン外野手、元DeNAの右腕スペンサー・パットンがいる。パットンについて、ソーシア監督は「彼はブルペンで素晴らしい仕事をしている。試合展開で、どこで使うか変わってくるだろう」と期待を込めた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)