大量18選手が“戦力外”、FAで大物ダブル獲り? 26歳左腕が電撃加入も…阿部巨人の戦力整理
支配下で4人、育成で8人が戦力外…支配下6人が自由契約となった
今季の巨人は4年ぶりにセ・リーグを制覇。しかし、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージではDeNAに敗れた。2012年を最後に遠ざかる日本一へ、このオフは活発に動いている。ここまでの動きを検証する。
今季限りで梶谷隆幸外野手、立岡宗一郎外野手が現役引退。支配下では2018年ドラフト1位の高橋優貴投手を始め、鈴木康平投手、菊田拡和内野手が戦力外になった。直江大輔投手は育成再契約を結ぶ見込みとなっている。
自由契約となり育成再契約に移行するのは6選手の見込み。松井颯、菊地大稀、山田龍聖、石田隼都、代木大和の5投手、中田歩夢内野手の6人だ。また、育成選手では8人が戦力外となった。
一方、DeNAから戦力外となった石川達也投手と支配下選手契約を結んだことを今月15日に発表した。26歳左腕は横浜高から法大を経て2020年ドラフト育成1位でDeNAに入団。2022年6月に支配下登録され、今季は15登板で0勝0敗、2ホールド、防御率1.93。5月26日の登録抹消以降は1軍に昇格せず、10月に戦力外通告を受けていた。
そして、菅野智之投手が海外FA権を行使。メジャーへの移籍が有力視されている。今秋のドラフトでは支配下で5選手を指名しており、全員が入団した場合、支配下は62人。上限の70人まで余裕がある。
FA戦線ではソフトバンクから国内FA権を行使した甲斐拓也捕手、阪神から国内FA権を行使した大山悠輔内野手に興味を示しているとされる。FAでの選手獲得となれば、DeNAから井納翔一投手、梶谷を獲得した2020年以来4年ぶりとなる。今後の動向が注目される。
(Full-Count編集部)