元巨人助っ人、菅野の米挑戦に驚き「今年!?」 活躍に太鼓判「大型契約を結べる」
ヘラルド・パーラ氏はベネズエラ代表のコーチとして来日
「Baby Shark」が代名詞のヘラルド・パーラ氏がかつてのチームメートにエールを送った。巨人時代の同僚、菅野智之投手が今オフに米挑戦を表明。パーラ氏は知らなかったようで「スガノ!? 投手の? 今年!?」とびっくりした表情を見せていた。
パーラ氏は「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」ベネズエラ代表のコーチとして来日。19日に東京ドームで初練習を行った。2020年にプレーしたかつての本拠地。「ファンは最高だし、気分がとても高揚しているよ。家に戻ってきた気分だ」と笑顔を見せる。
2020年に巨人に入団。47試合の出場で4本塁打、13打点、打率.267だった。同年の巨人のエース、菅野は14勝2敗、防御率1.97をマーク。沢村賞こそ大野雄大投手(中日)に譲ったが、最多勝、最高勝率などのタイトルを獲得しMVPに輝いた。
パーラ氏は米挑戦に驚きつつも「いい投手なのは知っているし、彼のこともよく知っている。いい球をたくさん持っているね」と太鼓判を押す。「彼ならできるよ。いい投手だから、大型契約を結べるだろう」。来季36歳での挑戦だが、パーラ氏は問題にしない。
また、かつてのチームメートの戸郷翔征投手(巨人)も警戒する。「トゴウは経験豊富な投手だと知っている。彼のことも知っているよ。日本に勝つには幸運も必要だね」。侍ジャパンとは22日に対戦する。懐かしい気持ちを抑えて、敵として迎え打つ。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)