感動的ハグから8か月…大谷翔平が並んだトラウトの“領域” 米称賛「インクレディブル」

オープン戦で再会したドジャース・大谷翔平(左)とエンゼルスのマイク・トラウト【写真:荒川祐史】
オープン戦で再会したドジャース・大谷翔平(左)とエンゼルスのマイク・トラウト【写真:荒川祐史】

 全米野球記者協会(BBWAA)が選出する最優秀選手(MVP)が21日(日本時間22日)に発表され、ナ・リーグではドジャースの大谷翔平投手が満票で2年連続、ナ・リーグでは初の栄誉を手にした。MVP3度の受賞は史上12人目の快挙。MLB公式X(旧ツイッター)は「3度(以上)のMVPクラブへようこそ、ショウヘイ」とリストを公開して快挙を称えた。

 大谷は昨年12月に10年総額7億ドル(約1061億円)でドジャースに移籍。レギュラーシーズン159試合に出場し、54本塁打と130打点で2冠を手にした。さらに、前人未到の「50本塁打-50盗塁」も達成。守備に就かない指名打者ながら、MVP投票で重要視されている勝利貢献度WARもリーグ1位の9.2をマーク。指名打者の歴代記録をも更新し、納得の満票受賞となった。

 MLB公式は一夜明けても興奮が収まらないようで、22日(23日)に自社Xを更新。大谷とエンゼルスのマイク・トラウト外野手が握手を交わす写真とともに、過去の3度以上のMVP達成者のリストを投稿した。トラウトは2014、2016、2019年にMVPを受賞。現役では唯一の3度以上の達成者だった。

 この投稿にはファンも続々と反応。「オオタニ、トラウト、プホルスが一緒のチームでプレーしていたなんて、クレイジーだ」「正真正銘インクレディブル! ショウヘイはこの勲章に間違いなく相応しい」「ユニコーン&史上最高」「すぐに4度のMVPクラブになる予定だ」「このリストに3人のエンゼルス&世代を代表するこの才能をもってしてもワールドシリーズ0回」「なんでこの2人がいた時にプレーオフ行かない笑」などと、様々なコメントが寄せられた。

 ちなみに、今回投稿された写真は今年3月のオープン戦の時のもの。“トラウタニ”と称され6年間ともにした大谷とトラウトが、公の場で5か月ぶりに顔を合わせた時の感動的なシーンだった。

(Full-Count編集部)

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