侍ジャパン、台湾との“前哨戦”に大勝 国際大会27連勝でSR1位通過…24日に決勝戦
24日に台湾と再び決勝で対戦…2大会連続の世界一を目指す
野球日本代表「侍ジャパン」は23日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」スーパーラウンドのチャイニーズ・タイペイ戦に9-6で勝利した。国際大会27連勝。24日に2大会連続優勝を目指し、チャイニーズ・タイペイと再戦する。
米国が第1試合でベネズエラに勝利。その時点で24日にチャイニーズ・タイペイと決勝を戦うことが決まっていた。チャイニーズ・タイペイは予告先発をエース左腕のリン・イーリンから22日の米国戦で登板したチェン・ボーチンに異例の変更をした。
侍ジャパンは初回に村林一輝内野手(楽天)の左越えの先頭打者弾で先制。さらに森下翔太外野手(阪神)の2点適時打、紅林弘太郎内野手(オリックス)の犠飛で計4点を追加した。
5回には早川隆久投手(楽天)が制球難に苦しみ、押し出し四球などで2点を失ったが、2番手の清水達也投手(中日)が無死満塁のピンチを無失点に抑える好救援。直後に清宮幸太郎内野手(日本ハム)の2点三塁打など3点を追加し、再び点差を広げた。
6回にも1死一、三塁で辰己涼介外野手(楽天)が左翼へ2点二塁打。最終的に10安打9得点で大勝した。スーパーラウンド3試合で計34安打27得点と打線がつながり3連勝。大会8連勝で1位で決勝進出が決まった。
侍ジャパンは2019年の第2回大会で初優勝しているが、スーパーラウンドで米国に敗戦している。大会史上初の“全勝優勝”をかけて、24日にチャイニーズ・タイペイと3度目の対戦する。
(Full-Count編集部)