台湾が“奇襲”、23日の日本戦で突如先発変更 侍J抗議も認められる…2日連続対戦で問題勃発

侍ジャパン・井端和弘監督【写真:小林靖】
侍ジャパン・井端和弘監督【写真:小林靖】

2日連続対戦で“駆け引き”…台湾側は50万円の罰金も辞さず先発変更申し出

「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は、野球日本代表「侍ジャパン」とチャイニーズ・タイペイ代表が24日の決勝戦で対戦することが決まった。23日はスーパーラウンド(SR)で両チームが対戦するが、チャイニーズ・タイペイが先発投手を直前に変更することを申し出た。日本代表は拒否、抗議したものの、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は認めたという。

 SRと決勝戦で2日連続で対戦することになった日本とチャイニーズ・タイペイ。23日の試合の予告先発で、チャイニーズ・タイペイは左腕のリン・イーリンと発表されていたが、直前に変更をWBSCに申し出た。

 日本側は拒否した。しかしWBSCは承認し、変更が認められた。日本はWBSCに抗議したものの、チャイニーズ・タイペイは罰金を払ってでも変更すると主張したという。関係者によると、罰金額は50万円とされる。先発は結局、22日の米国戦で登板したチェン・ボーチン投手が務めることになった。

 両チームは16日のオープニングラウンドでも対戦し、侍ジャパンが3-1で勝っている。SRで対戦する前に決勝での対戦が決まったことで起きたとみられる先発投手変更。24日の決勝戦を前に、“駆け引き”が行われている。

(Full-Count編集部)

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