46歳の大谷翔平に103億円…ド軍に待つ1290億円の“負債” 大物にも採用した後払い
スネルは5年1億8200万ドルのうち6200万ドルが後払い
ドジャースは26日(日本時間27日)、ジャイアンツからFAとなっていたブレイク・スネル投手と5年1億8200万ドル(約277億円)で契約に合意したと米メディアが報じた。6200万ドル(約94億円)が後払いの契約形態とも伝えられており、まだ詳細は明かされていないものの、ドジャースは数年後に莫大な金額を支払うことになりそうだ。
スネルの契約金は5200万ドル(約79億6100万円)で、米全国紙USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール記者によると後払い金額は6200万ドル(約94億円)にのぼるという。また、トレード拒否条項は含まれていないものの、仮にトレードされた場合は500万ドル(約7億6000万円)が支払われるという。
ドジャースは近年、スター選手の契約に後払いを組み込んでいる。昨年12月に10年総額7億ドル(約1066億円)で加入した大谷翔平投手は97%が後払い。契約期間中は年俸200万ドル(約3億円)で、2034年から10年間にわたって年6800万ドル(約103億円)が支払われる。
また、12年総額3億6500万ドル(約566億7000万円)の契約を結んでいるムーキー・ベッツ内野手も、1億1500万ドル(約175億円)が後払い。契約終了の2033年から5年間は800万ドル(約12億1000万円)、2038年から2年間は1000万ドル(約15億1000万円)、2040年からの5年間は1100万ドル(約16億6500万円)という形だ。フレディ・フリーマン内野手は6年総額1億6200万ドル(約249億円)のうち5700万ドル(約86億7900万円)が後払いで、2028年からの8年間が400万ドル(約6億円)、2036年からの5年間が500万ドル(約7億5000万円)。
この3人だけの後払い契約を合計すると、実に計8億5200万ドル(約1290億円)に達する。そして、大谷が46歳、ベッツが48歳、フリーマンが51歳となる2040年は1年で8400万ドル(約127億円)。スネルの契約次第ではさらに膨らむ可能性もあるだろう。
(Full-Count編集部)