韓国で“才能開花”の元助っ人を米メディアが絶賛 広島を1年で退団も…快音連発「これ以上ない」

広島時代のマット・デビッドソン【写真:矢口亨】
広島時代のマット・デビッドソン【写真:矢口亨】

元広島・デビッドソンは「圧倒的なパフォーマンスを残した」…米メディアも称賛

 KBOのNCダイノスでプレーするマット・デビッドソン内野手が、来季の“残留”が決まった。1年契約で再契約を結んだと球団が発表。150万ドル(約2億3000万円)で再契約したと見られ、2年目は170万ドル(約2億5800万円)で球団がオプション権を持つ。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のニック・ディーズ記者は「デビッドソンは2009年にダイヤモンドバックスからドラフト1巡目指名され、2010年代は(球界)トップ100プロスペクトの常連だったが、メジャーで地位を確立するほど成功は収められなかった」と指摘した。

 さらに同記者は「2023年にデビッドソンは広島に移籍した。117試合に出場し打率.224、出塁率.288、長打率.452というなんとも言えない成績だった。21本塁打をマークしたが、三振率が悪く、出塁率も低かったので、結果的にチームを離れ、ダイノスへ移籍した」と説明している。

 韓国移籍後は「1年目のシーズンはこれ以上のない出来だった。主に一塁手としてプレーし、131試合に出場。打率.306、出塁率.370、長打率.633という素晴らしい成績を残した。46本塁打、OPS1.003はリーグ3位の成績だった」と、説明を加えている。

 本塁打王に輝くなど「圧倒的なパフォーマンスを残したので、ダイノスはすぐさま彼と2年契約を結んだ。デビッドソンは昨季わずか70万ドル(約1億600万円)だったが、オプションが行使されれば300万ドル(約4億5500万円)以上を手にすることができる」と言及。日本球界を経験した助っ人が、韓国で“居場所”を掴んだ。

(Full-Count編集部)

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