ソトに900億円オファー続々…驚愕の“最低ライン” 代理人が明かす現状「除外している段階」
ボラス代理人が言及「目前に迫っているということはない」
今オフのFA市場で最大の大物とされるフアン・ソト外野手の去就について代理人のスコット・ボラス氏が3日(日本時間4日)に言及。すでに複数球団と面談をし、「チームを除外していく段階が始まっている」と状況を明かした。
ソトは今季ヤンキースでプレーし157試合に出場。打率.288、キャリアハイの41本塁打109打点、OPS.989をマークした。26歳ながらすでに通算934安打、201本塁打592打点をマークし、通算OPS.953を誇る。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者とエバン・ドレリッチ記者によると、すでにオファーを出した球団はすべて、最低価格が6億ドル(約897億9000万円)を超えているという。そして、一般的に明るみになっている話としてソト獲得に最も本腰を入れている球団は、メッツ、ヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズ、ドジャースだとしている。
今季、ボラス氏が代理人を務める選手は菊池雄星投手がエンゼルスと3年6300万ドル(約94億2800万円)、ブレイク・スネル投手がドジャースと5年総額1億8200万ドル(約272億3600万円)で契約するなど、早期決着が相次いでいる。しかし、同代理人はソトについては「フアンは物事を入念に考える人間だから、様子を見ていく。しかしながら、近い将来に何かが目前に迫っているということはないと思う」と説明した。
(Full-Count編集部)