楽天・石井一SDが辣腕発揮? 2日間で3件、古巣ヤクルトと移籍が活発化…6日の去就
楽天は前ヤクルトのヤフーレと契約合意、今野もトレード獲得した
楽天は6日、ミゲル・ヤフーレ投手と契約合意したと発表した。今季はヤクルトでプレーし、23試合で5勝10敗、防御率3.34の成績を残して退団となっていた。
ヤフーレはパイレーツなどでプレーし、今季ヤクルトでプレー。チーム2位となる129回1/3を投げ、22先発もチーム3位だった。ヤフーレは「どのような形でもチームがチャンピオンになることに貢献できるよう頑張ります。皆さん、『ペコちゃん』が東北に行きます! See You Guys Soon!」とコメントした。
楽天はヤクルトから今野龍太投手をトレードで獲得した。2013年ドラフト9位で楽天入りしたが、2019年オフに戦力外に。2020年からヤクルトでプレーし、2021年には自己最多64試合登板して防御率2.76。6年ぶりの古巣復帰となる。今野は「突然のことで驚いています。スワローズでの5年間の中で、優勝、日本一を経験できたことが何よりの思い出です」とヤクルト球団を通じてコメントした。
ヤクルトは5日に楽天から国内フリーエージェント(FA)宣言した茂木栄五郎内野手を獲得したばかり。楽天はヤクルトOBの石井一久シニアディレクター(SD)が務めているが、わずか2日間でヤクルトと楽天の両球団間で3件の“移籍”が成立した。
ヤクルトは巨人を戦力外となった鈴木康平投手を育成選手として獲得した。背番号は「018」。2023年5月に交換トレードで巨人へ移籍。昨季は33試合に登板して1勝1敗、防御率6.59を記録したが、今季は1軍登板がなかった。イースタン・リーグでは30試合登板して勝ち負けつかず、防御率2.37。11月14日の12球団合同トライアウトを受けていた。
(Full-Count編集部)