かつての守護神が5500万円大減俸 前回保留の2軍HR王はロング交渉…6日の契約更改

契約更改交渉に臨んだDeNA・三嶋一輝(左)とソフトバンク・リチャード【写真:宮脇広久、冨田成美】
契約更改交渉に臨んだDeNA・三嶋一輝(左)とソフトバンク・リチャード【写真:宮脇広久、冨田成美】

万波は倍増以上となる年俸1億6500万円で更改、高卒7年目で大台到達

 6日はプロ野球各球団で契約更改交渉が行われた。日本ハムは万波中正外野手が北海道・北広島市内の球団事務所で契約交渉し、8000万円から倍増以上となる年俸1億6500万円でサインした。6年目の今季は136試合出場し、打率.252、18本塁打、60打点をマーク。守備でも2年連続でゴールデングラブ賞を受賞し、高卒7年目での大台到達となった。

 清宮幸太郎内野手は3600万円増の年俸8000万円で更改。今季は後半戦で調子を上げ、89試合に出場。規定打席に届かなかったものの、打率.300、15本塁打、51打点をマークした。

 DeNA・三嶋一輝投手は5500万円ダウンの年俸6500万円で更改した。かつての守護神も今季7試合登板にとどまり、減額制限(年俸1億円以上は40%まで)を超える大減俸となった。昨オフにオリックスから戦力外通告を受けDeNA入りした中川颯投手は950万円増の年俸1600万円、徳山壮磨投手は1090万円増の年俸2000万円でそれぞれサインした。

 ソフトバンクは前回保留したリチャード内野手が2度目の交渉に臨み、現状維持の年俸1000万円でサインした。ウエスタン・リーグでは5年連続の本塁打王に輝いたが、1軍では15試合出場で本塁打なし。この日は球団と約80分の交渉。2日間で計150分の交渉で判を押した。嶺井博希捕手は現状維持の年俸7500万円で契約更改した。4年契約2年目だった今季はプロ入り後最少の4試合出場に終わった。

 ロッテは藤原恭大外野手が1500万円アップの年俸4700万円で更改した。今季は故障で出遅れたものの、74試合に出場して打率.290、2本塁打、21打点を奮闘した。(金額は全て推定)

(Full-Count編集部)

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