他球団が“飛びついた”阪神戦力外…驚異の60% 2軍無双右腕やタイトルホルダーら逸材揃い
阪神は今オフ、加治屋ら5選手に戦力外を通告した
今オフ、阪神は5選手に戦力外を通達した。しかし、加治屋蓮投手の楽天移籍が合意に達するなど、すでに3選手の新たな球団が決まっている。今オフの12球団うち、23人が戦力外となったソフトバンクから5人の選手の新たな移籍先が発表となっているが、阪神の「3/5」がもっとも高い“再就職率”となっている。
32歳の加治屋は福島高(宮崎)を経て、JR九州から2013年ドラフト1位でソフトバンク入団。2018年には72試合に登板した。2020年オフに戦力外通告を受け、阪神に入団した。2022年に39登板で防御率2.43。昨年は51登板で開幕から23試合連続無失点を記録するなど、51登板で防御率2.56、16ホールドをマークした。
今季13試合の登板で2勝1ホールド、防御率4.50。7月29日に今季2度目の出場選手登録抹消となり、以降は1軍機会はなく、オフに戦力外通告を受けていた。しかし、2軍では29登板で2勝1敗2セーブ、防御率0.68。26回1/3を投げて、自責点はわずか2だった。
2020年育成ドラフト1位で阪神に入団した変則フォーム左腕の岩田将貴投手はDeNAに入団。昨季は2軍でチームトップの44試合に登板した。今季も2軍で46試合に登板し、1勝2敗、防御率2.11の成績を収めていた。
オリックスは遠藤成内野手を育成選手として獲得したと発表した。東海大相模高から2019年ドラフト4位で阪神入り。今季ウエスタン・リーグ1位の出塁率.392、2位の30盗塁を記録した。
残る2人は2018年育成ドラフト1位で入団した片山雄哉捕手。2014年ドラフト7位で日本ハムに入団し、2022年オフにトレードで阪神に移籍した高濱祐仁外野手。2年間で1軍出場はなく、戦力外となっていた。
(Full-Count編集部)