ソトだけで大物ら“ぶち抜く”か… 動いた1100億円、米記者指摘「可能性がかなり高い」
8日はアダメスが272億円契約も…
メジャーリーグはオフの移籍市場が活発に動き、続々と大物が新天地へ移籍。7日(日本時間8日)には、ブルワーズからFAとなっていたウィリー・アダメス内野手がジャイアンツと7年1億8200万ドル(約272億9600万円)で契約合意したと報じられた。一方で米敏腕記者は、フアン・ソト外野手が「1人でFA市場の契約額を上回る」可能性を指摘している。
今オフのFA市場はスローペースだった過去数年と異なり、大物選手の契約が続々と決まっている。アダメスの他、サイ・ヤング賞2回のブレイク・スネル投手は5年1億8200万ドル(約272億9600万円)、菊池雄星投手はエンゼルスと3年6300万ドル(約94億5300万円)、ルイス・セベリーノ投手がアスレチックスと3年6700万ドル(約100億円)で契約を結んでいる。
米全国「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は7日(同8日)、自身のXを更新。「今日の契約を終え、この冬のFA市場では7億4000万ドル(約1109億円)が投じられている。しかし、これらの大型契約交渉が終わると、フアン・ソトが単独で合計金額を上回る可能性がかなり高い」と綴った。
26歳のソトを巡ってはヤンキース、メッツ、ドジャースなどの金満球団が争奪戦を展開。すでに6億ドル(約894億円)のオファーを提示されたと言われており、この日には米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者がヤンキースとメッツが7億1000万ドル(約1064億8500万円)から7億3000万ドル(約1094億8500万円)にオファー額を上昇させたとも伝えている。
数々のスターをソトが1人で“ぶち抜く”のか。ナイチンゲール記者とヘイマン記者の見立てが実現すれば、昨年12月に大谷翔平投手がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1050億円)を超えて歴代最高額を更新することになる。
(Full-Count編集部)