育成18歳は「ベイの希望」 父は元オリ戦士…覚醒予感の.869は「ロマンある」
DeNA育成・高見澤はウインターリーグで打率.323、OPS.869
DeNAの育成、高見澤郁魅(いくみ)内野手が来季の支配下登録へアピールを続けている。「NPB RED」の一員として出場した台湾海洋戦(台中インターコンチネンタル)で4打数3安打4打点の大暴れ。二塁打、二塁打、三塁打と3安打全てが長打と存在感を見せた。
同点で迎えた6回1死一、二塁。左中間へ伸びていく勝ち越し2点二塁打を放った。再び同点の9回無死二、三塁では前身守備を敷いた中堅の頭上を超える2点三塁打で試合を決めた。2回の死球、5回の二塁打で1試合4出塁をマークし、両軍19得点の乱打戦で勝利へ導いた。このウインターリーグでは11試合出場して31打数10安打の打率.323、7打点、OPS.869に伸ばした。
敦賀気比高から育成ドラフト1位でDeNA入りした18歳。父・考史さんはドラフト6位でオリックスに入団し、2001年から3年間プレーした。イースタン・リーグでは45試合出場して打率.255、1本塁打、14打点、OPS.616だったが、台湾でブレークのきっかけをつかむか。
ファンからは「ベイの希望すぎる」「輝ける未来じゃん」「ロマンあるなぁ」「ホントに育成なのか」「密かに宮崎の後継者筆頭候補だと思ってる」「支配下にしてもいいんじゃない?」などと多くの期待のコメントが寄せられている。