ヤクルト、最速159キロ右腕を獲得か 米報道…助っ人4投手は全員が自由契約公示
ボウマンは5球種を投げ分ける右腕…平均155キロ
ヤクルトが元マーリンズのマイク・ボウマン投手と契約に合意したと9日(日本時間10日)、米スポーツ局「ESPN」のカイリー・マクダニエル記者が報じている。
マクダニエル記者はこの日、X(旧ツイッター)を更新。「ある情報筋によれば、最近マーリンズを放出された右腕マイク・ボウマンがNPBの東京ヤクルトスワローズと契約に合意した」と綴った。
29歳のボウマンは2021年にオリオールズでメジャーデビュー。2023年は60試合に登板して防御率3.76を記録した。今季はオリオールズ、マリナーズ、ジャイアンツ、エンゼルス、マーリンズの5球団でプレー。57試合に投げて防御率5.55にとどまり、9日(同10日)にマーリンズの球団HPでリリースが告知された。
MLB公式の「ベースボール・サバント」によると、今季は直球の平均球速が96.7マイル(約155.6キロ)に達し、ナックルカーブ、スライダー、チェンジアップ、シンカーと5球種を投げ分けているという。また、最速は99.3マイル(約159.8キロ)を計測した。
ヤクルトは今季62勝77敗5分けでセ・リーグ5位に沈んだ。このオフは助っ人外国人投手のサイスニード、ミゲル・ヤフーレ、ホセ・エスパーダ、エルビン・ロドリゲスの4投手が自由契約選手として公示されている。