佐々木朗希、代理人に連絡殺到「20球団以上」 すでに米国入り…来週から面談スタート
特定球団との密約を改めて否定「公平でオープンマインド」
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手の代理人、ジョエル・ウルフ氏が10日(日本時間11日)、米テキサス州ダラスで行われているウインターミーティングで取材に応じた。すでに各球団から連絡が殺到。「30球団ではないが、20球団以上」と明かした。
佐々木は10日にロッテがポスティングシステムの申請が受理されたと発表された。交渉期間は米東部時間10日午前8時(同10日午後10時)〜2025年1月23日午後5時(同24日午前7時)となっている。
この日、ウルフ氏の取材には日米のメディアが100人以上殺到。当初は囲み取材の予定だったが、急遽壇上に上がって話す形式に変更になるなど、異例の対応となった。佐々木はすでに米国入りしていることを示唆し、来週から各球団と面談を開始する予定であることを明らかにした。
23歳の佐々木は「25歳ルール」の対象で、各球団は割り当てられた獲得資金(ボーナスプール)の中で選手と契約することになる。ボーナスプールは来年1月15日(同16日)にリセットされる。そのため、決断は来月15日(同16日)以降になる見込みだ。
佐々木を巡ってはドジャースと“密約”があるとの噂が報じられたが、ウルフ氏は改めて否定。「ロウキは公平でオープンマインドでありたいと考えている。全員にチャンスを与え、各球団の話に耳を傾けたい」とした。
ウルフ氏は「ロウキはWBCのチームメート数人とも話した」と明かした。大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースやダルビッシュ有、松井裕樹両投手の所属するパドレスら西海岸が有力視されているが、「彼は問題にしていない」と場所について言及。東海岸のニューヨークでも「彼なら対応できる」とコメントした。
(Full-Count編集部)