大谷翔平、救援転向も辞さず 先発投手&DHが“理想”も「臨機応変に」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

何より求める2年連続のWS制覇「チームと相談しながらデザインしていく」

 ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、報道陣のオンラインインタビューに応じ、「先発投手&指名打者」の二刀流からの配置転換を辞さない考えを示した。「今までDHと先発でやってきたので、もちろんその想定ではいきます」とした上で、「今年みたいに最後に勝つことを想定しながらシーズン中はより組み立てていく必要があるので、チームと相談しながらデザインしていくのが理想なのかなと思っています」と語った。

 二刀流・大谷の形が変わるのか。ドジャースは今オフに2度のサイ・ヤング賞左腕スネルを獲得。グラスノーやゴンソリン、メイ、再契約が見込まれるカーショーらが故障明けとなるが、先発投手の数は豊富だ。野手としても守れるだけの高い能力はある。

「どういうふうに投げていくかというのは、その時のメンバーだったり配置によって変わってはくる。チームが勝つ、ポストシーズンを見据えながら、今年みたいに最後に勝つことを想定しながらシーズン中はより組み立てていく必要がある」

 エンゼルス時代に救援登板したことはないが、2023年WBCでは侍ジャパンの胴上げ投手となった。「ベースとなるのは21年から23年くらいの、どちらも規定に近いくらい出場するのが理想ではあると思うので、臨機応変に対応できたらなと思っています」。2025年も、ただただチームの勝利だけを求めていく。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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