イチロー氏、佐々木朗希の面談に同席か 地元紙報道、過熱する争奪戦「大規模な勧誘計画を」
ディポト編成本部長…朗希獲得は「優先事項」
剛腕の勧誘のために、超大物が参加するかもしれない。ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指している佐々木朗希投手を巡り、メジャーでは争奪戦が勃発。佐々木を狙うマリナーズは、会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が面談に同席する可能性があると、地元紙が報じている。
マリナーズの地元紙「シアトル・タイムズ」のアダム・ユダ記者は10日(日本時間11日)、「イチローはロウキ・ササキのマリナーズの勧誘において、役割を果たすことが期待されている」と題した記事を寄稿。「マリナーズは(ササキの)獲得意欲を明確に示しており、日本の象徴であり、マリナーズの伝説的選手のイチロー・スズキを含む大規模な勧誘プランを準備している」と伝えた。
また記事では、マリナーズのジェリー・ディポト編成本部長の談話を紹介。佐々木の獲得はこのオフの「優先事項」に掲げられているとし、「彼が正式にポスティングされたとき、我々の球団内部では『準備は整っている』という感触を持っている」と自信を口にしたという。
マリナーズはイチロー氏の他、過去に佐々木主浩氏や岩隈久志氏ら数多くの日本人選手が在籍しており、日本にも縁のあるチーム。ドジャースやヤンキース、メッツなど20球団以上が加わっているとされる争奪戦において、果たして“優位性”が作用するだろうか。
(Full-Count編集部)