大谷翔平の兄、龍太氏がトヨタ自動車東日本の監督に 決意表明「1勝への執念を」

トヨタ自動車東日本の大谷龍太氏【写真提供:産経新聞社】
トヨタ自動車東日本の大谷龍太氏【写真提供:産経新聞社】

トヨタ自動車東日本硬式野球部が発表した

 社会人野球のトヨタ自動車東日本硬式野球部は11日、新監督に大谷龍太氏が就任したと発表した。大谷新監督はドジャース・大谷翔平投手の兄としても知られている。

 36歳の大谷新監督は岩手・前沢高を経て2006年から2009年まで水沢駒形硬式野球倶楽部でプレー。2010年からは四国ILの高知に2年間所属し、2012年から2021年までトヨタ自動車東日本の選手兼コーチを務め、2022年からコーチに専念していた。

 2018年には都市対抗野球大会に出場。大谷新監督はチームを通じて「このチームに対する思い入れは非常に強く、今回、このような光栄な機会をいただき、大変感謝しております。『会社の一体感向上』と『野球を通じた東北の活性化』をチームの使命とし、都市対抗・日本選手権の2大大会に常に出場できる強いチームを目指してまいります」と意気込みを語っている。

 また「東北に根差し、地域に愛されるチーム作りを進めてまいります。そのためにも、1勝への執念を持ち、全力プレーで真正面から戦っていく所存です。最後に、会社および野球部に関わるすべての方々に感謝し、皆様と幸せや感動が共有できるよう、日々邁進してまいります」と、地元愛を前面に押し出した決意も述べた。

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