ソトが明かした1166億円の“使い道” 大谷翔平に共通する思考…米記者も称賛「一流」

メッツに入団したフアン・ソト【写真:Getty Images】
メッツに入団したフアン・ソト【写真:Getty Images】

「ドミニカ共和国にいるたくさんの人たちの支えになろうと」

 メッツと15年総額7億6500万ドル(約1166億2400万円)で契約を結んだフアン・ソト外野手が12日(日本時間13日)、シティフィールドで会見に臨んだ。プロスポーツ史上最高額の契約で気になるのはその使い道。ソトの“回答”に称賛の声が上がった。

 米スポーツ局「FOXスポーツ」でレポーターを務めるディーシャ・トザーさんは自身のX(旧ツイッター)で「使い道について考えたことはあるかという質問に関しての、フアン・ソトの一流の答え」と投稿。ソトの回答を記している。

 ドミニカ共和国出身のソトは「最初に思い浮かんだことは、ドミニカ共和国にいるたくさんの人たちの支えになろうとすることだね」と回答。「才能があって明るい将来が待っているかもしれないのに、支援が得られない子どもたちがたくさんいる」と現状を明かし「コミュニティを助けて、(自分が生まれた)国のみんなを助けようとするんだ」と母国への恩返しを誓った。

 昨オフに大谷翔平投手がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1067億1500万円)でプロスポーツ史上最高額の契約を1年で上回った。その大谷は契約を結んだ直後に全国に約6万個のグラブを寄贈するなど、日本の少年少女に喜びを与えている。

 ソトは「次のフアン・ソトが誰になるのか。次のオオタニが誰になるのか。次のブライス・ハーパー、次のスコット・ボラス。それが誰になるのか、誰にもわからない。彼らが前進し続けられるように、少しだけ希望を与えたいと思っているよ」とコメント。世界一の契約を結んだ26歳のスターは考え方も一流だった。

(Full-Count編集部)

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