ド軍とヘルナンデス、再契約への障壁は“後払い” 米報道…両者に生じた金銭面の隔たり

ドジャースからFAになっているテオスカー・ヘルナンデス【写真:Getty Images】
ドジャースからFAになっているテオスカー・ヘルナンデス【写真:Getty Images】

本人は再契約を熱望も「いかなる後払いも求めていない」

 FAとなっているテオスカー・ヘルナンデス外野手とドジャースの再契約で後払いが“障壁”になっている可能性があると12日(日本時間13日)、地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者が報じた。T・ヘルナンデスはドジャース復帰を望んでいる一方で、「いかなる後払いも求めていない」と綴っている。

 T・ヘルナンデスは今年開幕前にドジャースと1年2300万ドル(約35億円)で契約を結び、そのうち850万ドル(約12億9600万円)が後払いで2030年~2039年にかけて支払われる。今季は154試合に出場し、打率.272、33本塁打99打点、OPS.840をマークしていた。オフにFAとなったが、優勝セレモニーでは涙を流し、「夢がかなった。僕をワールドチャンピオンにしてくれてありがとう」と叫んでいた。

 T・ヘルナンデス自身もシーズン中から再契約を望んでいた。ドジャースも契約交渉を行なっているが、同メディアはダグ・マッケイン氏が関係者から聞いた話として「ドジャースは球宴野手のテオスカー・ヘルナンデスにとってナンバー1の選択肢のままであるものの、契約交渉で両者は分かれたままである」と伝えた。

 同メディアによると「両者には年平均の年俸と契約金について(意見が)分かれたままであると、情報筋が伝えている。その上、ヘルナンデスはいかなる後払いも求めていない」としている。T・ヘルナンデスにはレッドソックス、ヤンキースが興味と報じられているが、米フロリダ州でブルージェイズの主砲であるブラディミール・ゲレーロJr.内野手とトレーニングしていることに言及し「争奪戦の新しいナンバー2はブルージェイズだ」とした。

(Full-Count編集部)

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