保留していた平良がサイン「中継ぎやります」 217%増も笑顔無しの鷹27歳…13日の契約更改
起用法の考えにズレ…1回目の交渉では保留していた平良
西武の平良海馬投手は13日、球団事務所で2回目の契約更改交渉に臨み、5000万円ダウンの来季年俸2億円プラス出来高でサインした。1回目の交渉では先発を希望する平良と球団の折り合いがつかず保留していたが、平良が中継ぎをすることで“決着”した。(金額はすべて推定)
会見場に姿をみせた平良は「サインはし……ました」と、含みを持たせた回答で笑わせ、「来年は中継ぎをやります」と明言。出来高が付いたことを明かし、「球団側のやってほしいという気持ちも伝わりました。しっかり飲み込んで、来年責任を持ってやりたいと思います」と、中継ぎで臨む来季へと気持ちを切り替えた。
高橋光成投手は5500万円ダウンの来季年俸2億1000万円でサインした。今季は0勝11敗に終わり、「苦しい1年でした」と振り返った。「来年22勝0敗なら、今年の分も返せる。それくらいの気持ちで頑張りたい」と、来季へ並々ならぬ決意を語った。
ソフトバンクでは海野隆司捕手が約217%となる1400万円アップの2600万円でサイン。大幅昇給を勝ち取ったものの、日本シリーズ第5戦で途中交代となった悔しさなどを口にし、「1年間1軍にいたことはよかったですけど、成績はそんなに良くなかった。いい評価をしてもらったので、ありがたいです」と淡々とした表情で話した。
(Full-Count編集部)