入団会見で「デコピン」が判明…真美子夫人との結婚 生活激変、大谷翔平を支えた“家族”

ドジャース・大谷翔平、デコピン、真美子夫人(左から)(写真はスクリーンショット)
ドジャース・大谷翔平、デコピン、真美子夫人(左から)(写真はスクリーンショット)

デコピンは2023年11月のMVP発表で初登場、入団会見で名前が公開

 大谷翔平投手は1年前の12月14日(日本時間15日)、ドジャース入団会見を行った。チームを選んだ理由など約20分にわたって思いを語る中、この日愛犬の名前を“初公開”した。11月のMVP発表で“初登場”して以降、話題を集めた愛犬「デコピン」は一躍トレンド入り。その後もシーズンを通して登場するたびに注目の的に。今シーズンの大谷は、私生活でも大きな変化があった1年だった。

 大谷は愛犬について「『デコピン』っていうんですけど、こっちの人はあまり発音的に難しいので、元の名前が『デコイ』なのでこっちの人には説明するときは呼びやすい『デコイ』と説明しています」と明かした。デコピンはその後、球場や大谷のインスタグラムにもたびたび登場。1月には大谷のストーリーズにて「パワプロくん」人形がボロボロにされたことも注目を集めた。

 中でも脚光を呼んだのが、8月28日(日本時間29日)に本拠地で行われたオリオールズ戦の始球式だ。大谷に抱きかかえられてデコピンはマウンドへ。合図とともにボールを咥えて、捕手役の大谷の元にダッシュ。鮮やかな“ストライク投球”に大谷は笑顔を浮かべ、ドジャースタジアムは大歓声に包まれた。

 米スポーツ統計収集会社「Zoomph」によると、「ドジャースのアカウントが今シーズン、SNS上で最もバズった日だ」と分析結果を発表。ドジャースSNSのアカウントはインプレッション数は7450万。エンゲージメント数は2520万に達し、インプレッション数の90%、エンゲージメント数の92%がデコピン関連と驚異的な人気を集めた。

 デコピンは地区優勝後のセレモニーや世界一パレードなどでも登場。そして“初披露”から約1年、11月21日(同22日)に行われたMVP発表の日に大谷がインタビューを受ける中でまさかの“逃走”。大谷は「あ〜あ」と苦笑いを浮かべ、改めて大きな話題を呼んだ。

2月末に結婚を発表…シーズン後に感謝「長いシーズンを支えてもらった」

“家族”が増えたのは、愛犬デコピンだけではなかった。大谷は2月末、自身のインスタグラムにて真美子さんとの結婚を電撃発表した。「新たなチームと新たな環境でのスタートとなりますが、2人(1匹も)で力を合わせ支えあい、そしてファンの皆様と共に歩んでいけたらと思っております」と思いを語った。

 真美子夫人が初めて公の場に登場したのが、3月15日だった。大谷らドジャースナインは韓国での開幕戦にチャーター機で向かう中、公式インスタグラムが「オオタニと彼の妻の写真」と付して投稿。瞬く間に拡散され、仁川国際空港に到着して夫婦のやり取りが“初披露”された。

 真美子夫人はその後も球場で観戦したり、5月2日(同3日)にドジャースタジアムで行われたチャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」にも登場。7月のオールスターのレッドカーペットでも大谷と一緒に姿を見せた。地区優勝後には大谷、デコピンとの“急接近”した3ショットも話題に。世界一優勝パレード、MVP発表などでも隣に座り、大谷を支えていた。

 ワールドシリーズ制覇を決めた10月30日(同31日)の会見にて、大谷は家族の存在について言及。「感謝しかないですね。長いシーズンですし。僕は慣れてますけど、シーズンを戦う、160試合プラス(ポストシーズン)というのは。彼女はそうではないので。長いシーズンを支えてもらったというのは感謝していますし、来年以降も頑張っていきたいなと思っています」と話した。

 さらに「1人でいるよりも、野球以外を考える時間が多くなった。それがいい方向に、自分の中でよりグラウンドにいる時に逆に集中できるようになった。感謝したいと思います」と思いを明かした。前人未到の「50本塁打-50盗塁」をはじめ、数々の偉業を樹立した今季。その存在には家族の支えがあったのは間違いない。

(Full-Count編集部)

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