大谷翔平の“幻の1541億円” 米殿堂打者が確信…ソト超えは「疑いようもない」
チッパー・ジョーンズ氏「一世代に一人いるかいないかの選手はオオタニ」
ヤンキースをFAとなったフアン・ソト外野手は、プロスポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1176億円)でメッツと契約を締結した。仮に昨オフこの契約を結んでいた場合、大谷翔平投手の契約はどうなっていたのか。米ポットキャスト「ファウル・テリトリー」では「10億ドル(約1541億9000万円)」との議論が交わされた。
殿堂入り打者のチッパー・ジョーンズ氏は「ソトは世代を代表するタイプの選手だと、特定の人たちが言っているのを聞いたことがある。非常に優れた見極めのできる打者だ。だが、私たちは『世代を代表する』という類のものを頻繁に使いすぎている。一世代に一人いるかいないかの選手とは、オオタニのこと」と二刀流の才能を絶賛。
「もしソトが先に契約を結んで、オオタニの出番はその1年後となった場合、ソトが7億6500万ドルなら、私の中ではオオタニが10億ドル手にするのは疑いようもないことだ」と説明した。ソト争奪戦においては、今オフシーズンが始まった当初は6億ドル~6億5000万ドル(約925億1400万円~1002億2400万円)程度の契約を予想するメディアが多かったものの、次第に金額が上昇し、獲得を逃したヤンキースは16年総額7億6000万ドル(約1155億円)の契約を提示したとされている。大谷が仮に今回のソトの状況に身を置いていたら、金額が当初の予想を大きく上回っていても不思議ではない。
大谷は昨オフ、10年7億ドル(約1079億円)でエンゼルスからドジャースに移籍して、MLBの歴史を変える契約を結んだ。ドジャース1年目で早速世界一に貢献しただけでなく、球団は数多くの日本企業とスポンサー契約を結び、“大谷ブランド”の効果は絶大だった。ジョーンズ氏の話はあくまで仮定の話だが、もし立場が逆だったら……さらなるメガ契約となっていたかもしれない。
(Full-Count編集部)