“大谷元同僚”にNPB入りが浮上か KBOは“事実上消滅”…3Aで昨季トリプルスリー
キャベッジは2023年に3Aでトリプルスリーを達成
ドジャース・大谷翔平の“元同僚”が日本に移籍する可能性も出てきた。パイレーツは16日(日本時間17日)、トレイ・キャベッジ外野手をリリースしたことを発表した。米記者は「海外でのプレー機会を追い求めるため」の措置だと言及している。
MLB公式サイトのパイレーツ番、アダム・スタンプ記者はこの日自身のX(旧ツイッター)を更新。「情報筋によると、ピッツバーグ・パイレーツはトレイ・キャベッジ外野手をリリースした。彼が海外でのプレー機会を追求できるようにするための措置だ」と報じている。
2015年MLBドラフト4巡目(全体110位)でツインズに指名された左の大砲は2021年にエンゼルスとマイナー契約を結ぶと、昨季は傘下3Aソルトレークで打率.306、30本塁打、32盗塁の“トリプルスリー”を達成した。メジャーデビューを果たし、現ドジャースの大谷翔平投手とチームメートとなった。その後40人枠を外れ、アストロズ、パイレーツと渡り歩いた。シーズン中には複数のNPB球団から興味を持たれていたことも明かしている。
メジャーでも実績があるだけに、スタンプ記者の指摘する“海外”は日本か韓国が有力と思われる。ただ、韓国プロ野球(KBO)は外国人選手は3人しか保有できず、現状の保有状況を見ると、KIAと合意報道があったパトリック・ウィズダム内野手が決まれば、唯一空きがあるのはNCだけ。もっとも、NCはエースのカイル・ハート投手との交渉を続けており、事実上、枠はゼロだ。
果たしてキャベッジのNPB入りはあるのか。今後の去就も注目される。
(Full-Count編集部)