ド軍をわずか2か月で去った男 打率.197の屈辱…FAトップ120にも入らず、決まらぬ所属先
ビジオは6月にドジャース加入、30試合に出場して8月にDFAとなった
今季ドジャースで30試合に出場したキャバン・ビジオ内野手の“静かなオフ”が続いている。今季は4チームを渡り歩いた29歳のFA生活は終わりが見えない。
2019年からブルージェイズでプレーしていたビジオは、今年6月7日(同8日)にメジャー40人枠から外れ事実上の戦力外(DFA)となった。12日(同13日)にブレイドン・フィッシャー投手とのトレードでドジャースへ。30試合で打率.192、3本塁打、10打点、OPS.635も、8月5日(同6日)にDFAとなった。
23日(同24日)にジャイアンツとマイナー契約し、9月にブレーブスにトレード移籍した。11日(同12日)にメジャー昇格し20日(同21日)にオプション降格、10月1日(同2日)に再昇格も11月1日(同2日)にFAと激動のシーズンだった。
シーズンを通してWAR0.1を始め、打率.197、5本塁打、19打点、出塁率.314、長打率.303、OPS.617などキャリア最低の数字が並び、屈辱の1年となったビジオ。オフが始まった11月初旬には、米全国紙「USAトゥデイ」が公開したFAトップ120選手の格付け記事で選外となり、その予想通りビジオの去就に関する米報道は活発には動いていないのが現状だ。オフが始まり約1か月半が経過したが、来季の所属先はどこになるのだろうか。
(Full-Count編集部)