大谷元同僚がまさかの“二刀流”で売り出しへ 5年前に4本塁打も…意外な利点「失うものはない」
FAのローレンゼンが二刀流として売り出し
かつてエンゼルスでプレーし、FAとなっているマイケル・ローレンゼン投手の代理人が二刀流として売り出していると米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏が伝えている。
32歳のローレンゼンはレッズ時代に二刀流としてプレー。2018年には34打席に立ち、打率.290、4本塁打10打点、OPS 1.043をマーク。2022年にはエンゼルスで大谷翔平投手と同僚に。フィリーズ時代の2023年にはノーヒットノーランも達成している。
MLBでは2020年から条件を満たした選手に二刀流登録が認められた。前年、またはその年に「投手として20イニング以上」かつ「打者として3打席以上の出場が20試合以上」の条件を満たせば、二刀流選手として登録となる。その場合、投手の人数制限にカウントされず、野手登板の制限も受けなくなる。
これまでに二刀流選手として登録されたのは大谷のみ。ローゼンタール記者は「33歳になるローレンゼンは2022年以降MLBで打席に立っていない」としつつも「ホワイトソックスやマーリンズなどコンテンダーではないチームがトレード要員として獲得するかもしれない」とした。
ローレンゼンは今季、レンジャーズとロイヤルズで7勝6敗、防御率3.31をマーク。同記者は「トリッキーすぎると感じるかもしれない。しかし、ローレンゼンが要求する契約が常識の範囲内であれば、両球団にとって得しかないし、失うものはない」と綴った。
(Full-Count編集部)