ド軍復帰報道から20日…音沙汰ない“大物” 他球団と接触も、混沌とする争奪戦
今季までジャイアンツで編成本部長を務めたファーハン・ザイディ氏は元ド軍GM
今年9月にジャイアンツの編成本部長を解任されたファーハン・ザイディ氏。かつてGMを務めていたドジャース復帰が取り沙汰されていたが、他の球団とも交渉を行っているという。
ザイディ氏はアスレチックスの編成本部で活動し、2013年に編成本部長とGM補佐に昇進。2014年オフにドジャースのGMに就任した。2018年オフに同地区ジャイアンツの編成本部長となり、2021年に球団最多107勝をあげて、ドジャースの連続地区優勝を8で止めた。しかし今季は80勝82敗で地区4位。3年連続でプレーオフ進出を逃し、9月30日(同10月1日)に解任が決定した。
その去就については、ドジャースと交渉中であると、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」が今月3日(同4日)、リーグ関係者の情報として報じていた。だが、ザイディ氏は、先日出演した米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で他球団とも交渉していると明かした。
「幸運にも、この世界で20年働くことができたし、多くの友人を作ることができた。ドジャースとすでに話をしたし、他球団とも話をした。現在も(去就についての)物事を解決しようとしているところだよ」と述べた。
昨オフはジャイアンツ編成本部長として、大谷翔平投手と交渉したザイディ氏。ドジャースで“共闘”となるのか、その動向が注目される。
(Full-Count編集部)