ド軍監督、“史上最高額”63億円超えで契約延長か 地元紙が評価した“影響力”
昨オフ、カブス入りしたカウンセル監督は5年63億円で監督の契約記録更新
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が監督の契約最高額である5年4000万ドル(約63億1300万円)を超える可能性があると29日(日本時間30日)、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者が報じた。
昨オフ、ブルワーズの監督だったクレイグ・カウンセルが5年4000万ドル(約63億1300万円)、年俸800万ドル(約12億6300万円)でカブスに引き抜かれた際に監督の契約記録を更新していたが「今オフ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が(記録を)更新する位置にいるかもしれない」とみる。
ロバーツ監督は2022年3月に3年の契約延長を結んでおり、来季が最終年となるだけに「今オフ、長らく監督を務めた(ロバーツ)監督とドジャースは給料アップの契約延長交渉を行うことが予想されている」。9シーズンで地区優勝8回、ナ・リーグ優勝4回、ワールドシリーズ優勝2回、ニグロリーグの監督を除いてMLBでの勝率は史上最高という実績がある。
さらに「影響力はフィールド外、クラブハウスまで及ぶ。球団全体の看板的存在で、毎日2度のメディア対応を行うことで球団のスポークスマンの役割を果たしている。また、ドジャースと地域のパイプをつなげる重要な役割も果たしている。チームが主催するチャリティイベントでは常連の参加者で、試合前にスポンサーや特別ゲストなどと面会も行う」と評価した。
「複数のドジャース幹部によると、ロバーツ監督と交渉に挑む前に、まずは補強を行うことに集中しないといけないと言及した。しかし、監督と新契約を結ぶことは、この冬にまだ成し遂げていない、やるべき重要なことの1つだ」と同紙。今季ワールドシリーズを制覇した指揮官の契約延長が注目される。
(Full-Count編集部)