高めの球が“ガックン”…古田氏衝撃「こんなの打てない」 打者に絶望与えた宝刀

横浜時代の佐々木主浩氏【写真提供:産経新聞社】
横浜時代の佐々木主浩氏【写真提供:産経新聞社】

佐々木主浩氏は日米通算381セーブをマークした

 野球評論家の古田敦也氏が、YouTubeの「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」に出演。ロッテOBの里崎智也氏ともに「古田・里崎セレクション」としてピックアップした12人の選手について語った。DeNA(前身横浜)からは日米通算381セーブの佐々木主浩氏を挙げた。

「全盛期は150キロ台のストレート、落差あるフォーク。今なら千賀がお化けフォークと言われていますが、あんな感じで落差があった」と対戦を振り返った。さらに「意外とコントロールがいい。四球を出さない投手」と語った。

 球宴では何度かバッテリーを組んだといい、「一緒にやって、捕れば捕るほど打てないと思った。よう落ちるわ。(落差が)ガックンってイメージ。ストーンでなくて。こんなの打てない」と決め球でもあったフォークボールの凄さを解説した。

 そのフォークボールを打つのは困難なことから「まっすぐを狙うことが多い」と対策していたが「まっすぐ狙っているから高め見逃すとガックンと落ちてストライク」。その一方で「まっすぐと思って狙いに行ったら落ちて空振り」と振り返った。

「ハマの大魔神」と相手球団から恐れられた絶対的守護神。古田氏は「出てきたら負けなので、それまでに勝負を決めなきゃならない。出てきたら諦めていました」と、その“難攻不落”ぶりを明かした。

(Full-Count編集部)

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