大谷翔平に期待される今季の記録ラッシュ ボンズに次ぐ2位の可能性、日本人3人目の偉業も
MVP4度ならトラウト、Aロッドら10人を抜き単独2位
大谷翔平投手はドジャース移籍1年目の昨季、打者に専念して史上初の50本塁打&50盗塁(50-50)を達成するなど、歴史的なシーズンを送った。松井秀喜氏の持っていた日本人最多175本塁打、秋信守のアジア人最多218本塁打を塗り替えたが、今季も記録ラッシュが続きそうだ。
今シーズン、期待されるのが4度目のMVPだ。左肩の手術を受け、開幕からの二刀流に黄色信号は点っているが、復活すればMVP候補の筆頭だろう。過去に3回受賞した選手は大谷を含めて11人。アレックス・ロドリゲス、マイク・トラウトらが名を連ねるが、4度以上は7度受賞したバリー・ボンズのみ。大谷が受賞すれば、10人を抜き単独2位に浮上する。
安打記録では米通算1000安打まで残り132本と迫る。直近3年間はいずれも150安打以上を放っている。日本人ではイチロー、松井に次いで日本人3人目の快挙となる。シーズンを完走すれば、達成は確実だろう。
昨季自己最多59個をマークした盗塁では米通算150盗塁まで残り5、日米200盗塁まで残り42と迫っている。今季は二刀流で数字が減ることが予想されているが、150盗塁は時間の問題。200盗塁も昨季の活躍を見れば、不可能ではない数字だ。
昨季アジア最多記録を塗り替えた本塁打では米通算250号まで25本、日米通算300号まで27本としている。こちらも早ければシーズン前半にも達成しそうだ。
投手復帰となる今季、投げては米通算50勝まで残り12勝、日米100勝まで残り20勝と迫る。トミー・ジョン手術明けとはいえ、強豪ドジャースなら勝利数を積み重ねる可能性も。数々の不可能を可能にしてきた大谷なら20勝挙げてもおかしくない。
年末には真美子夫人の妊娠も発表し、今年は父になる。二刀流復帰でまた偉大な記録を打ち立てるのを期待せざるを得ない。
(Full-Count編集部)