戦力外の元巨人左腕が社会人入り「地元京都で」 SNSで報告「優勝を目指して」
インスタグラムで報告
広島から昨年、戦力外通告を受けて退団した戸根千明投手が社会人野球の日本新薬で現役続行すると、6日に同社硬式野球部がSNSで発表した。戸根もインスタグラムを更新し、「これから都市対抗野球出場、そして優勝を目指して左腕を振り続けようと思います」と決意を綴った。
32歳の左腕は、2014年ドラフト2位で日大から巨人に入団。2015年には貴重な中継ぎ左腕として活躍した。2022年に現役ドラフトで広島に指名され、移籍。広島1年目は24登板で1勝0敗5ホールドの成績を収めたが、昨年の1軍登板はなかった。
京都府出身の戸根は「地元京都で野球ができ、素晴らしいスタッフ、チームメイトに恵まれた中で再スタートを切ります。プロ野球というステージからは退きますがこれから社会人野球を盛り上げていきます。応援よろしくお願い致します」と綴り、ストライプのユニホームを着用した写真を添えた。
日本新薬野球部は京都に本拠地を置き、2019年にはスポニチ大会で優勝するなど歴史のあるチーム。社会人野球の強豪で、新たな一歩を踏み出す。
(Full-Count編集部)