銃弾所持で逮捕…1年で帰国した元お騒がせ助っ人 母国で「1.765」の“大暴れ”
プレーオフで絶好調のナバーロ
元ロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手は8日(日本時間9日)、ドミニカ共和国で行われているウインターリーグのプレーオフで豪快なグランドスラムを放つなど2本塁打を含む3安打5打点の大暴れを見せた。
母国のドミニカ共和国で行われているウインターリーグでは、元中日のソイロ・アルモンテ外野手らとともにエスコヒードに所属。アンタレス戦に「6番・一塁」で出場すると、4回に左越えの勝ち越しソロ、6回には2死満塁から4回のリプレイかのような完璧な当たりを叩き込んだ。
ナバーロはメジャーで2010年から4シーズンプレーし、2014年に韓国プロ野球(KBO)のサムスンへ。2015年には48本塁打、137打点をマークした。翌2016年にNPBのロッテに入団したが、空港の手荷物検査の際に実弾を所持していたとして銃刀法違反の疑いで逮捕された。その後不起訴処分となり、82試合に出場も打率.217、10本塁打に終わり、1年で退団していた。
その後はメキシカンリーグやドミニカウインターリーグに参戦。2024年はサマーリーグには参加せず、ウインターリーグのレギュラーシーズンでは37試合で打率.231、2本塁打12打点、OPS.686だった。
そして、1月から始まったプレーオフでは絶好調。7日(同8日)の試合では5打数3安打をマークするなど、打率.533、OPS1.765と大暴れしている。
(Full-Count編集部)