MLB挑戦も…正念場を迎えた大砲 V貢献右腕は戦力外→社会人、2015年ドラ1の“現在地”
広島から戦力外通告を受けた岡田は社会人・明治安田へ
今オフに広島から戦力外通告を受けた岡田明丈投手は、社会人野球の明治安田で現役続行することになった。1日に自身のインスタグラムを更新し「チームの戦力になれるよう精一杯努めてまいります」と気を引き締めた。
31歳右腕は2015年ドラフト1位で広島に入団。2017年に12勝、2018年に8勝をあげるなど3連覇を支えたが、2019年に3試合に登板して以降は故障もあって2軍生活が続いた。2021年に右肘トミー・ジョン手術を受け、2023年オフに戦力外に。2024年は育成再契約を結び、7月に支配下選手に復帰したものの1軍登板はなかった。NPB通算71登板で24勝17敗、防御率4.36だった。
2015年ドラフト1位指名の選手は、カブス・今永昇太投手、レッドソックス・吉田正尚外野手を筆頭に奮起を続けている。今オフのメジャー挑戦を目指す中日・小笠原慎之介投手、楽天から現役ドラフトで巨人に移籍したオコエ瑠偉外野手、ロッテから現役ドラフトで西武に移籍した平沢大河内野手、ヤクルト・原樹里投手、日本ハム・上原健太投手らがいる。
さらには阪神に在籍していた高山俊外野手がオイシックス新潟、巨人に在籍していた桜井俊貴投手がミキハウス、西武から指名された多和田真三郎投手が六花亭軟式野球部で奮闘中。ソフトバンクから指名された高橋純平投手のみ、ユニホームを脱いでいる。
(Full-Count編集部)