西武、新外国人のネビン獲得発表…父は元エ軍指揮官 球団本部長「中軸を任せたい」
父のネビン氏は大谷が所属していた2023年にエンゼルスを指揮
西武は17日、新外国人のタイラー・ネビン外野手の獲得を発表した。2023年にエンゼルスの監督を務めたフィル・ネビン氏を父に持ち、アスレチックスからFAとなっていた。背番号は26。
右投げ右打ちの27歳、ネビンは2015年のMLBドラフト1巡目戦力均衡ラウンドA(全体38位)でロッキーズ入り。2022年にオリオールズでメジャーデビューし、昨季はアスレチックスで自己最多の87試合に出場、7本塁打、20打点をマークしていた。メジャー通算は192試合で打率.204、12本塁打、49打点。
西武は昨季、リーグ最下位となるチーム打率.212、350得点と貧打に苦しんだ。オリックスから自由契約となっていたレアンドロ・セデーニョ内野手をすでに獲得しており、得点力アップに期待がかかる。
父のフィル氏は現ドジャースの大谷翔平投手が所属していた2022年途中からエンゼルスの監督代行を務め、2023年に監督として指揮をとっていた。
○ネビン、コメント
「入団することが決まり、とてもうれしく思っています。2025シーズンをライオンズファンの皆さんと共に戦えることが今から楽しみで待ちきれません!」
○広池浩司球団本部長、コメント
「広角に打てる打者です。日本で飛躍したいという思いが強く、セデーニョと共に中軸を任せたいと思っています。まだ27歳と若く、今後もさらなる成長が期待できます」