日本殿堂入りのイチロー氏へ…マリナーズが異例の祝福 X感激「仰木監督も喜んでるかな」
マリナーズが公式SNSを投稿
マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が、今年の野球殿堂で競技者表彰のプレーヤー部門に選出されたことを受け、マリナーズが公式SNSに祝福メッセージを投稿した。日本語で「史上最高と言える選手の一人」などと表記するなど、異例の対応をみせた。
SNSでは日本国旗を背景とした画像に、誇らしげにヘルメットを掲げるイチロー氏の写真を合成。さらに英文だけでなく、日本語で「史上最高と言える選手の一人 イチロー選手、日本野球殿堂入りおめでとうございます」との言葉を添えた。
米ファンも「私たちの子ども、そしてマリナーズファンに、レジェンドと同じ空間でいることを体験させてくれてありがとう」「キング、神様イチロー様」「唯一無二だ!」「次はクーパーズタウン」と反応。さらに日本からも「永遠の憧れ」「世界のイチロー」「仰木監督も喜んでるかな」「かっこよすぎるて」「最高のメジャーリーガー」といったコメントが寄せられていた。
野球殿堂入りは「プレーヤー表彰」と「エキスパート表彰」の2部門で選出。「プレーヤー表彰」は、現役引退したプロ野球選手で引退後5年以上経過すると資格が発生し、その後15年間が選考対象となる。野球報道に関して15年以上の経験を持つ委員が投票し、75%以上得票すると、殿堂入りとなる。
有資格1年目のイチロー氏は有効投票数349票中、92.6%となる323票を集めて殿堂入り。有資格1年目での殿堂入りは2018年の松井秀喜氏、金本知憲氏以来となった。
また、21日(日本時間22日)に発表される2025年の米野球殿堂入りでも選出が確実視されているイチロー氏。MLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」で16日(同17日)に公開されている投票結果では、開票率41.6%に達しても163票中163票で100%を維持しており、こちらは史上2人目の満票選出に注目が集まっている。