佐々木麟太郎、新人王“最有力”候補に 米専門誌が選出…新記録樹立へ「力を持っている」

スタンフォード大・佐々木麟太郎【写真:Getty Images】
スタンフォード大・佐々木麟太郎【写真:Getty Images】

佐々木麟太郎の活躍を米記者が予測…選出された「2025年大学最優秀選手賞」

 花巻東高(岩手)で通算140本塁打を放ち、米スタンフォード大学へ進学した佐々木麟太郎内野手が、米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」のジェイコブ・ルンダー記者とピーター・フラハティ記者が予想している「2025年大学最優秀新人賞」に選出されている。

 同メディアでは「ササキがNPBではなく、米大学野球の道に進んだことは今年の(米)大学野球界で最も興味をそそられる話題の1つだ」と活躍に注目しており「高校時代にササキは打者として記録的な数値を出した」と説明している。

 続けて「打率.413、出塁率.514、長打率.808、140発をマークした」と紹介。さらに「ササキはドジャースのスーパースター、ショウヘイ・オオタニを輩出したハナマキ・ヒガシ高校の出身で、父によって鍛えられた。ササキは大学屈指のパワーの持ち主だ。しかも、まだ大学1年生。卓越した打撃力を備えているので、即座にチームに貢献できるはずだ」と言及されている。

 同メディアの紹介によれば「NCAAのシーズン新人本塁打記録はトミー・ホワイト(現アスレチックス傘下)内野手が2022年に記録した27本だ。ササキはその(記録に)挑戦するだけの力を持っている」と太鼓判を押されている。

 佐々木は超高校級打者として花巻東在籍時は1年春からベンチ入り。甲子園に2度出場した。通算140本塁打は高校歴代最多とされる。ドラフトの目玉とされていたが、プロ志望届を提出せず、米大学への留学を模索。スタンフォード大への進学が決まっていた。

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