大谷翔平、朗希獲得を“フライング通達” 代理人の計画を壊し…ド軍幹部へ「We got him」

ドジャース・大谷翔平(右)と佐々木朗希【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平(右)と佐々木朗希【写真:Getty Images】

佐々木代理人の通達前に大谷がメッセージ「彼を獲得したよ」

 ドジャースの大谷翔平投手はロッテからメジャー移籍を目指した佐々木朗希投手の獲得へきっちり貢献したようだ。米メディア「ジ・アスレチック」によると、ドジャース首脳陣は佐々木の決断を知る直前、大谷から獲得決定のニュースを伝えられたという。

 佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏は争奪戦に残っていた球団に、佐々木の決断をどのように伝えるかを通達。契約できなかった球団にはテキストで伝え、契約する球団には電話で伝える計画だったという。

 だが、「その計画通りには進まなかった」。決断が公になる数分前に、ドジャースの球団幹部は大谷から「We got him(彼を獲得したよ)」とメッセージが送られてきたという。佐々木は同じ岩手出身でWBCで同僚だった大谷へ発表前に連絡を入れたのだろう。ある球団幹部は大谷が「主導的な働きをした」と20球団争奪戦を振り返っている。

 14日(日本時間15日)に行われた佐々木とドジャースの面談にはフリーマン、ベッツ、スミス、エドマンらが出席。共同オーナーであるピーター・グーバー氏の自宅で行われ、寿司職人を招いて夕食会も行ったという。「より落ち着いた雰囲気」を目的とした演出だったという。

(Full-Count編集部)

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