“大谷流出”で最下位に大転落…変わり果てたエ軍への声援 顕著に現れたスター不在の影響
大谷退団でエンゼルスの敵地観客動員数が5位から最下位に
日本人スター流出のダメージは数字に如実に現れている。昨オフ、ドジャース移籍で大谷翔平投手の流出を許したエンゼルスは、敵地での観客動員数が激減。米ヤフースポーツが2023年の5位から一気に最下位まで沈んだと伝えている。
30球団あるメジャーリーグではリーグが違うと、ビジターの試合は基本的に2年に1回。チームの成績は低迷していたが、野球界のスター、大谷が来ることはビッグイベントだった。「オオタニだけは特別」と話す敵地ファンは数多く、球団側も大谷と各チームのスタートのコラボグッズを作成するなど、エンゼルス戦は“書き入れ時”だった。
それが大谷を抜きにして戦った2024年。チーム自体も球団最悪の99敗を喫したが、それだけでなくビジター平均観客動員数も大きく影響した。2023年は5位の3万1402人から今季は最下位30位の2万5367人に減った。
エンゼルスは昨年8月にマイク・トラウト外野手もシーズンを終了した。一方のドジャースは3位から1位に。2大スター不在はチームに大きな打撃を与える形となった。
(Full-Count編集部)