蘇る“イチロー伝説” 大谷翔平よりもさらに上…MLB公式「歴史的なものだった」
イチロー氏はメジャー1年目で242安打を記録していた
ドジャース・大谷翔平投手も“届かなかった”イチロー氏の記録を米が紹介している。MLB公式のマニー・ランダワ記者は「日本人選手による最高のルーキーシーズン、ランキング」を掲載。1位にはイチロー氏、2位には大谷がランクインしている。
2001年にマリナーズでプレーしたイチロー氏は1年目から242安打を記録した。同記者は「イチローのルーキーシーズンは、単なるセンセーショナルなものではなく、歴史的なものだった」と表現。さらに「オリックスで9年間プレーした後、MLBで迎えた最初のシーズンに、打率.350をマークして、ア・リーグをリード。(2001年の)MLBトップとなる242安打を放った。そしてOPSは.838だった」と紹介している。
新人年からメジャートップの56盗塁を記録し、球宴にも出場。その後も10年連続で球宴に出場し続けてきた。さらに守備面でも右翼手としてゴールドグラブ賞を初受賞。その後も10年連続で獲得した経緯がある。
大谷は2018年にエンゼルスへ移籍。1年目から「オオタニはあらゆる面で歴史を作った。彼は、ベーブ・ルース(1919年)以外で、20本以上の本塁打を打ち、4勝以上を挙げた唯一の選手となった。また、20本以上の本塁打を打ちながら、10盗塁以上し、10試合以上先発したのも、メジャーリーグ史上でオオタニが唯一の選手であった」と同記者は紹介している。
その後も活躍が著しく「驚異的なルーキーシーズンは、始まりに過ぎなかった。それ以来、彼は全て満票で3度のMVPを受賞した。そして、2024年には、同一シーズンで50本以上の本塁打(54本)と、50盗塁以上(59盗塁)を達成し、史上初の記録を樹立した」などと言及している。
大谷の活躍でも“1年目の衝撃”はイチロー氏が上回っているようで、3位には1995年のドジャース・野茂英雄投手、4位に2023年のメッツ・千賀滉大投手、5位には昨季カブスに加入した今永昇太投手が並んだ。
(Full-Count編集部)