“唯一の殿堂満票”リベラ氏が児童性的虐待を隠ぺいか 告発されたと米報道「沈黙続けるよう脅迫」
米殿堂入りで唯一の満票選出となっているリベラ氏
元ヤンキースのマリアノ・リベラ氏と妻のクララさんが児童性的虐待を隠ぺいしたとして告発されていると、22日(日本時間23日)に米メディア「FOXニュース」などが報じた。
リベラ氏はニューヨーク州・ニューロシェルの教会で牧師を務めている。同記事によると、リベラ夫妻は2018年、フロリダ州ゲインズビルで行われたサマーインターンシップで起こった未成年の女性同士の性的虐待を隠ぺいしたとされている。
被害女性はクララさんに相談し、調査することが約束されたが、リベラ夫妻が「教会とインターンシップへのトラブルを回避するために、(被害を受けた)女性を孤立させ、受けた虐待について沈黙を続けるようにと脅迫した」と報じられている。訴状によると、リベラ氏の自宅でイベントが開催された時も性的虐待が行われたという。
リベラ氏は1997年からヤンキース不動のクローザーとしてMLB歴代最多652セーブをマーク。5度のワールドシリーズ制覇に貢献し、米国野球殿堂にだた1人満票で選出されている。21日(同22日)の発表では、イチロー氏が1票及ばず、満票選出を逃していた。
(Full-Count編集部)